Paint It Black
■The consciousness that it fell into the sleep.
■The room which went down at the bottom of the memory.
■The consciousness which became muddled.
■Make my world a rose color.
Proceed forward!





Paint It Black

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■断片■

天より舞い降りたる英知なるビジョンを画像に託して


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■私は、ウイルスの初期感染が原因による中枢神経系の炎症に起因するものかどうかは定かではないのだが、物が大きく見えたり、極端に小さく見えたり、歪んで見えたり、自分の体が膨張して巨大になり天まで届いたり、
逆に小さくなり小動物と同じ位に縮小してしまったり、色彩感覚がまるで出鱈目になったりする症状で苦しんでいた。
時には自分の片方の耳だけが何倍にも大きくなり、通常では聞こえる筈のない音までも聞き取ることが出来た。
ある時は、幻想的な宇宙を彷彿とさせるメロディーが頭蓋の奥深くで共鳴していた。
また小鳥や動物の鳴き声さえもが、普通の人間の会話と同様に意味をもってはっきりと理解することが出来た。
時には、鼻だけが極端に巨大になり、通常では嗅ぎ取ることの出来ない匂いさえも判別することが出来たのだ。
その上、かって見たこともない不可思議な現象や映像を知覚し、様々なビジョンを幻視することが出来た。
これが本当の世界の姿なのか、それとも狂った脳がデフォルメしながら描き出すものなのか理由は解らない。
しかし、私が体感したものには妙なリアリティーと臨場感があった。
そして私の視たものは、やがて現実の中で体現するものとなった。
私は、叡智を獲得したのか?
いや、いや、
どうやら私は、「アリス症候群、Alice in Wonderland syndrome」に感染したようなのだ。



■地球空洞説は正しいか?

「クラリオン星人はすべてを知っていた」
マオリッツオ・カヴァーロ著、 やよしけいこ 訳から引用すると、

「今や私は悟っていました。人間は、基本的に似通った数限りない無数の世界で同時に生きているのだと。それぞれの世界の差異とは、与えられる選択肢とその結果なのだと。
各人が、輝くフォトンのような存在なのです。私達が誤って宇宙と呼んでいるコスモスのエーテル層に、無秩序に投影されているフォトンです。」と書かれている。
この手の本は怪しげなモノも多いが、カヴァーロ氏の主張には驚かされることも多い。
(正直言うと、増長で読み難く意味が良くわからない部分が多いのも事実だし、ネットで叩かれているが、彼の画像作品は確かに画像処理ででっち上げられたものも見受けられるようだ。)
しかし、彼の主張するように私達が本当にフォトンのような存在だとしたら、光(フォトン)に膨大な情報が含まれているのと同様、私達も情報として処理可能なのかもしれない。






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