■裏磐梯の五色沼に生息する巨大な鯉■
■この国では人間さえも獲物のひとつに過ぎない■
■様々な歴史を呑み込んでD51が行く■
■しーーーっ!静かに!今、天使が舞い降りてきたよ■
■夜の街を疾走せよ!■
■私はブレークの魂の同質者だ■
■それでは人類の改造に着手しましょうか■
幻想作品集その4*********** 
****作品解説****

今回の作品に、首尾一貫したテーマというものはない。
あるとすれば、疲弊した神経によって紡ぎ出された作品群といえるだろう。
バックに使用した画像は、自らの神経細胞を表現したものである。
今、やっと<線>に辿り着いたという思いがあるが、これはもっと細分化され、<点>にまで収斂させなければならない。
何故なら、我々が普段見ていると錯覚している周囲の光景は、本来<点>の集合体に過ぎないからだ。
それに形を与えているものが、<光>の屈折なのである。
<点>と<光>をどのように表現してゆくか?
それが、これからの現代美術の重要なテーマになってくることは、疑いの余地がない。
それほど、現代の我々は知識を蓄積したのだ。
その知識を駆使して、我々は次世代の芸術について問わなければならない。
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