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擬態若しくは新種発見●●

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◎秋よ!お前は☆衣装を剥ぎ取られた女だ



「○○ちゃんが、突然いなくなった。どうやら天狗の仕業らしい。」
今まで隣にいた人間が忽然として我々の前から姿を消す。
こんな恐ろしいことはないだろう。
極普通に幸せに暮らしていた筈の人間が、所属していた集団から突然、引き離される。
残された者達には、その原因が、理由が皆目分からない。
だからこそ、人々は自分達の理解を超えた事件が起こった時、それを「神隠し」とみなし恐れた。
天狗の仕業と呼んで、これを恐れたのだ。
裏を返せば、このようなことを人間の行為として認めたくは無かったのだ。
血の通った生身の人間が出来る行為とは信じることが出来なかったからだ。

これは、戦国時代の日本でも見られた現象である。
奪った人間をどうするのか?
当然、何らかの目的の為に利用する。
最も考えられることは、秘密工作員として利用する。
白土三平氏は奪った子供を忍者として教育し、自らの組織の為に暗躍する存在に仕立てあげる作品を書いている。それらが、何らかの歴史的事実に基ついたものなのか、彼の独自の思考から生み出されたものかは、残念ながら、私は浅学でそのような傍証を挙げることはできないのだが・・
しかし、その考えが可能性が高く信憑性のある考えであることは明白である。
柳田國男も「遠野物語」等で「神隠し」について書いている。

奪われた娘は異人の嫁に迎えられる。
または山林で死体となって発見される。


人間の過去も特有な仕草も声も友人関係や家族関係の情報も、ありとあらゆる記憶に刻まれた情報は、吐き出させ、記憶し模倣することで、すべて吸収することは可能だ。
顔でさえ整形手術で似せることも可能だろう。
その人物になりきることで、心さえ盗むことが可能かもしれない。
こんな風に、もし自分の全てが鏡に映した様に抜き取られたとしたら、どうだろう?
自分の仮面をかぶった人間が、あたかも自分がそこに存在するかのように振舞ったとしたら、こんな不気味なことはないだろう。

「変装」は怪人20面相の得意技であった。
彼は、追い詰められると瞬時に他の人間に変装し、危機をすり抜けてゆく。
誰も変装した人物が、怪人20面相だとは気がつかないのである。
彼はその人物になり切ることで、心の動揺さえ消し去ることが出来たからである。
それ故、怪人20面相は警官を尻目に堂々とその場から立ち去ることが出来たのだ。
もし、このような人物が実際に存在したらどうだろう?
果して我々は彼(または彼女)が偽者であると見分けることが可能であろうか?
もし、20年振りに再会した人物が偽者であったと仮定してみよう?
人々の反応はどうだろうか?
当然、20年の歳月は人を変える。
「あいつ、随分変わったなぁ・・・」
「色々、苦労があったから、仕方がないさ。」
こんな反応が返ってくるだろう?
しかし言ってみればこれほど面白い反応はないだろう。
変わっていて当然なのだ。
何故なら、彼(もしくは彼女)は、全くの別人なのだから。

ここで、こんな考えも可能である。
その人物は、変装したものではなく、紛れも無く本人であった。
但しその人物の心は、完全にある存在によって乗っ取られていた。



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■断片■


アリに寄生し、その意志を自由に操る昆虫寄生菌(学名:Ophiocordyceps camponoti-balzani)がブラジルの熱帯雨林で発見されたが
、今度は、動物を宿主とし、その意志を操る「動物寄生菌」が誕生した。
動物の耳や鼻の穴から進入した菌が数日後には脳にまで達し、自由に動物の意志を操っているらしい。
まず感染した動物は、「平衡感覚の失調や運動失調などの中枢神経の異常」が現れる。
続いて目は爛々と輝き涎を垂らし突然狂ったように暴れだす。
この菌に寄生され、従順な動物が突然飼い主を襲い食い殺すという忌まわしい事案が、続々世界各地で報告されている。

どうやらこのゾンビとも呼ぶべき菌は地球上のものではなく未知の抗原と思われる。
宇宙から飛来したか、若しくは何らかの作為によって何者かによって地球上にばら撒かれた可能性がある。今のところ人間へ寄生した報告はないが、直に動物から人間に感染する虞が濃厚である。


グアテマラで「豚から人間のような類人猿のような異形の生物が誕生した」と報道されて世界を仰天させたが、今度は牛から人間のよ
うな生物が誕生した。しかも一度に6人もの新生児が誕生した。その新生児は、体全体と比較し後頭部の隆起が著しく眼球は異様に大きく、鼻は盛り上がりがなく鼻孔だけが見て取れた。また口腔は極端に小さかった。
これは明らかに突然変異体(ミュータント)であると思われる。
何者かが、人為的に突然変異を誘導したものと考えられる。
牛を使って遺伝子を操作したか、若しくは牛の体を母体として借用した可能性がある。


ABC News によると「空飛ぶ吸血鬼ガエル(Rhacophorus vampyrus)が2008年にベトナム奥地のジャングルで発見」されたが、
最近、このカエルが人間の居住環境の中に生息地を持ち始めたらしい。
そして、トコジラミのように人間を攻撃対象に選んでいるという。
鋭利な歯を持つ「空飛ぶ吸血鬼ガエル」が、集団で空から舞い降りてくる。
それが人間を攻撃する。
襲われた人間は、手の施しようがない。
数十分で、体中の血液を抜かれ萎びれて死んでしまうだろう。


※我々は、宇宙からの侵略者に常に狙われている事実を忘れてはならない。








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